柳沢伸祐 通算13アンダーで開幕戦V 昨年8月以来のツアー3勝目

[ 2020年8月1日 05:30 ]

男子シニアゴルフツアー ISPSコロナに喝!シニア最終日 ( 2020年7月31日    静岡県 朝霧CC=6788ヤード、パー72 )

最終日、ショットを放つ柳沢伸祐=朝霧CC(日本プロゴルフ協会提供)
Photo By 共同

 首位から出た柳沢伸祐(54=アビバHD)が67と伸ばして通算13アンダーとし、新型コロナウイルス感染拡大で約3カ月半遅れたツアー開幕戦を制した。昨年8月の広島シニア以来となるツアー3勝目。河村雅之(53=安芸CC)と篠崎紀夫(50=北谷津Gガーデン)が3打差の2位だった。

 約50センチのウイニングパットを沈めた柳沢はバイザーを何度も掲げて観客の声援に応えた。「今季は試合数が減るのでシード争いもシビアになる。優勝は大きい」。3年前から腰痛に悩まされるが「自粛で練習が少なかった。その分負担も減ったのも良かった」という。先週のミニ合宿で加瀬からボールの位置と膝の使い方をアドバイスされたのも奏功し、バーディーを量産した。

 幸先よく開幕戦を制した54歳は「来季の全米シニアオープンの出場権を目指したい」と意欲的だった。

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2020年8月1日のニュース