新人プロ・古川トップ通過 パット修正「自信になった」

[ 2020年8月1日 08:02 ]

ゴルフ九州オープン福岡県南部・佐賀・長崎県地区予選 ( 2020年7月31日    福岡県太宰府市 太宰府ゴルフ倶楽部=6851ヤード、パー72 参加選手137人 )

<ゴルフ九州オープン予選>4アンダーでトップ通過した東海大九州出のルーキープロ、古川
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 2015、18年の九州アマ覇者で東海大九州出身の新人プロ、古川雄大(ゆうき、22=フリー)が7バーディー、3ボギーの4アンダー、68で回り首位タイで予選を通過した。9月9~11日、大分東急ゴルフクラブで開催される九州オープン決勝には古川を含む上位18人が進んだ。

 古川は「不調だったパットの修正がうまくいった。難しい高麗グリーンで、狙ったラインに打てて自信になった」と前半インで猛チャージ。10番で右の林からのリカバリーを1・5メートルに寄せてバーディーを奪うと12、13番も連続奪取。16番は5メートル、17番は4メートルを沈め前半だけで6バーディーの荒稼ぎだった。

 福岡第一高3年だった15年に九州アマで初優勝。東海大九州3年の18年には2度目の優勝を決めた。昨年12月には日本ゴルフツアーの出場優先順位を争うファイナルQT(クオリファイイングトーナメント)に挑み59位で今季のAbemaTVツアー出場権を得た。卒業後も熊本市に残り、くまもと中央CCの練習生としてプロの舞台に備えるがコロナ禍で同ツアーは試合中止が続く。「日本のツアーがどうなるか流動的だし、じっくり構えたい。アジアンツアーも視野に入れて挑戦してみたい」。まずはプロとして初挑戦の九州オープンに照準する。

 ▼3位・小林忍 決勝のコースはよく分かっている。高速グリーンに対応したい。(4バーディー、1ボギー、秀岳館高出のプロ2年目)

 ▼3位・西尾公孝 ショットがよかった。ベタピンに寄ったのが3ホールあった。(アマながら6バーディー、3ボギーの69)

 ◆九州オープン福岡県南部・佐賀・長崎県地区予選通過者) (1)古川雄大、横田吉宏 68(3)藤島豊和、中道洋平、※西尾公孝、小林忍 69(7)樺島楓、藤島晴雄、牛島翔也 70(10)原田大介、山下英治、植田真太朗 71(13)上原大紀、藤島征次、薗田謙介、※内山遙人、今福宇輝人 72(18)※伊藤健心 73(タイはマッチングスコアカード方式で順位決定)(※はアマ)

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2020年8月1日のニュース