昨年の盛大“五輪1年前イベント”とは対照的…組織委「安心、安全を第一」

東京五輪開幕まで1年

7月23日午後8時、東京五輪1年前を記念して、東京スカイツリーのライトアップが五輪カラーに変わる（撮影・沢田　明徳）
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　新型コロナウイルスの感染拡大で延期となった東京五輪開幕まで1年となった23日、大会組織委員会は、開会式会場の国立競技場で「一年後へ。一歩進む。～＋1メッセージ～TOKYO　2020」と題したセレモニーを開催した。

　昨年の7月24日に東京国際フォーラムで開かれた1度目の1年前記念イベントには、IOCのバッハ会長や安倍首相、小池都知事らが出席。約4000人の招待客の前でダンスパフォーマンスや大会で授与されるメダルが披露された。今年は対照的に人が集まるイベントの開催はなく、組織委の小林広報局長は「安心、安全を第一とする発表会にした」と説明。都内の感染者が過去最多の366人と発表された中、ライブ配信で粛々と行われた。