30日開幕のシニアゴルフ、有観客開催へ コロナ禍以降では国内主要ツアー初

[ 2020年7月16日 05:30 ]

フォトセッションに臨む(左から)リモート出席の尾崎将司、半田晴久ISPS会長、倉本昌弘PGA会長(撮影・小海途 良幹)
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 国際スポーツ振興協会(ISPS)は15日、都内で会見し、男子シニアゴルフツアーの今季開幕戦となる「ISPSコロナに喝!!シニア」(30、31日、静岡・朝霧CC)、第2戦「プロゴルファー誕生100周年記念ISPSシニア」(8月21~23日、群馬・赤城GC)の2大会を観客を入れて開催すると発表した。入場は無料。また医療従事者を応援する男女のチャリティートーナメント(男子は9月14、15日、千葉、女子は8月21~23日、静岡)の開催も正式決定した。

 コロナ禍以降の国内主要ツアーでは初となる有観客での開催。ISPSの半田晴久会長が「コロナ対応ソーシャル・ディスタンシング・バラバラ観客システム」と名付けたユニークな対策で感染防止に努める。来場者用にフェースシールド1万枚を用意し、ビニール手袋とともに無料で配布。さらには「3密」を避けるため、頭に小池都知事の面をつけた「ミッツポリス」が巡回。手の形をしたミッツ棒を手に「密です!密です!」と来場者に呼び掛ける。半田会長は「既に野球、サッカーは観客を入れて行われている。万全の対策をして大会を成功させ、今後のレギュラーツアーへいい流れをつくりたい。責任は全て取ります」と抱負を述べた。

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