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大迫傑、東京五輪延期は「プラスも多かった」 新プロジェクトで“魂”継承目指す

[ 2020年7月16日 11:01 ]

オンラインで取材に応じた東京五輪男子マラソン代表の大迫傑(株式会社アミューズ)
Photo By 提供写真

 東京五輪マラソン男子代表の大迫傑(29=ナイキ)が16日、オンラインで報道陣の取材に応じ、延期となった東京五輪について「延期は良かったとは言えないがプラスになったことも多かった。しっかり準備できると思う」と前向きに捉えていた。

 今年3月の東京マラソンで3人目の代表切符を勝ち取った直後に五輪延期が発表された。「延期した段階である程度、僕的には切り替えができていた」と振り返る。予定通り今年開催された場合、東京マラソンのダメージが残っている可能性もあっただけに「実際のところ、(五輪まで)3、4カ月と期間が短かったので余分に時間が取れた」と本音もこぼれた。

 コロナ禍で空いた時間には「後進の育成」という新たな道についても考えを深めたという。15日には大学生を中心としたチーム「Sugar Elite」の設立を発表。大迫は「大学時代は早大にいたが、3、4年目は練習相手に困った。集まれるチームがあればより世界を目指す上で近道になる。そういう思いで始めた」と狙いを明かした。

 現役の東京五輪代表が学生を直接指導するのは異例にも思えるが「指導というよりは姿勢、背中を見せる。トップ選手がどういう姿勢で取り組んでいるのかを選手たちに知って欲しい」と技術や体力だけではない“大迫魂”の継承も目指している。

 現在は拠点の米オレゴン州ポートランドで練習を継続。家が郊外にあるため、そこまで新型コロナの影響は感じていないという。「練習場所の往復や必要以上の外出はしていない。そんなにストレスは感じていませんね」と話した。海外のメジャーマラソンが相次いで中止となっている中、次戦については明言を避けた。「今後どうなるかも分からない。状況を見ながら決めていきたい」と話すにとどめた。

 新型コロナウイルスが収束し、無事に開催されれば30歳で東京五輪を迎える。「年齢からいっても脂ののった時期に迎えられる。集大成の一つとして狙うべき大会」とした上で「ただ、コロナの影響で来年もあるかは分からない。無くなれば次の目標に向けてやっていくだけ」とニヤリと笑った。 

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