NFLブラウンズのDEギャレットが総額134億円で契約を延長　守備選手では史上最高額

NFLの守備選手としては最高額で契約を延長したブラウンズのギャレット（AP）
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　オハイオ州クリーブランドを本拠にしているNFLブラウンズのディフェンシブ・エンド（DE）で、リーク最強の“パス・ラッシャー”としても知られているマイルス・ギャレット（24＝193センチ、127キロ）が15日、2022年シーズンから5年総額1億2500万ドル（約134億円）で契約を延長。NFLの守備選手の総額としては史上最高額となった。

　平均年俸2500万ドル（約26億8000円）も、2018年にレイダースからベアーズに移籍したラインバッカー（LB）、カリル・マック（29）の2350万ドル（約25億1000万円）を上回る最高額。ギャレットはテキサスA＆Mから2017年のドラフトで全体トップで指名され、昨季までの3シーズンに37試合出場して30・5回のQBサックを記録していた。

　ただし昨年11月14日のスティーラーズ戦では、ス軍QBのメイソン・ルドルフ（24）のヘルメットをもぎとったあとに殴打するという暴力行為におよび無期限の出場停止処分（現時点で6試合）を科せられていた。

　ブラウンズは入団時に契約した5季目のオプション契約も行使。今季の年俸は460万ドル（約4億9000万円）で、5季目となる来季を1518万ドル（約16億2000万円）でプレーしたあとに、新たに締結した巨額契約の“恩恵”を受けることになる。