申ジエ 6・25開幕に喜びも…「今すぐ、日本に行くことができません」

[ 2020年6月3日 19:35 ]

申ジエ
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により活動を停止していた日本女子プロゴルフツアーがアース・モンダミンカップ(6月25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)での開幕を目指すと正式発表したのを受け、アース・モンダミンカップの昨年の覇者・申ジエ(32=韓国)がコメントを発表した。

 「待ちに待った開幕!アースモンダミンカップ大会開催の知らせを聞き、大変うれしく思います。(中略)私は昨年の震えるような感動の優勝を鮮明に覚えております。悪天候の中で最後まで熱く応援してくださったファンの皆様の力で勝ち取ることができました。再び、同じ舞台でファンの皆様にお会いできることをとても楽しみにしておりました。しかし、私事ですが、このままだと本当に残念な事になりそうです。一日も早く日本に行きたいと待っておりましたが、日本ツアー開幕決定のうれしい知らせを受けても、今すぐ、日本に行くことができません。(中略)私を含む日本ツアーでプレーしている外国人選手達も大変困った状況下におかれています。緊急事態(宣言)の解除に伴う規制緩和を待ち望んでおります」

 申ジエは現在、韓国で調整を続けている。日本入国時の自主隔離措置や練習ラウンドへの参加などを考えると、6月9日までに来日を果たさなければ、開幕戦出場は難しいが、日本政府による入国制限のため現状ではそれは不可能だ。

 アース・モンダミンカップ終了後、中2週でサマンサタバサ&GMOインターネット・ガールズコレクション・レディース(7月17~19日、茨城・イーグルポイントGC)が開催を模索しているが、入国制限の早期解除の見通しは立っていない。仮に“第2戦”が実施されたとしても、申ジエ同様、韓国で調整を続けるイ・ボミ(31)、アン・ソンジュ(32)、ペ・ソンウ(26)らの参戦は困難な状況だ。

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2020年6月3日のニュース