フロリダ州知事がメジャー・スポーツの試合を容認 ただし無観客

[ 2020年5月14日 08:48 ]

無観客を条件に州内でのプロスポーツの練習と試合を認めたフロリダ州のデサンティス知事(AP)
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 米フロリダ州のロン・デサンティス知事(41)が13日、「すべてのプロスポーツを歓迎したい。もし当該地域での運営が困難であれば、我が州で探すことができる」と語り、シーズンが中断しているNBAとNHL、開幕が遅れている大リーグなどに練習と試合が可能になる施設と場所を提供する姿勢を示した。

 無観客と米疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインに沿うことが原則で、北米4大プロスポーツ界に“代替開催地”の提供を公式に宣言したのは、アリゾナ州のダグ・デュ―シー知事(56)に続いて2人目。3月11日を最後にレギュラーシーズンを中断しているNBAはネバダ州ラスベガスとフロリダ州オーランドでの合同開催を計画しているが、少なくともオーランドでの再開は可能になった。

 デサンティス知事はすでに格闘技イベントの開催は認めており、それにメジャー・スポーツを加えた形。フロリダ州マイアミを本拠にしているNBAヒートは13日から個人練習を再開し、12人がチームの施設でトレーニングを行った。

 大リーグは7月初旬の開幕を決めたが、州内に5球団があるカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(52)は「個人的に試合は見たいが、無観客試合であっても保証はできない」として現時点では難色を示している。

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