メジャー第2戦・日本プロゴルフ選手権の開催を見送り

　男子国内ゴルフツアーのメジャー第2戦、日本プロゴルフ選手権（7月2～5日、栃木・日光CC）が新型コロナウイルスの感染拡大で当該期間の開催を見送ることになった。14日、大会を主催する日本プロゴルフ協会（PGA）が発表した。

　PGAは今年度内の延期もしくは中止も含めて、5月中に日光CCと協議し6月の理事会で最終的な方向性を決めたい考えだ。日本プロは1926年にスタートした国内最古の歴史を誇るトーナメント。日本オープンとともに公式戦として、他のツアー競技とは別格の格式がある。昨年は石川遼がプレーオフの末に勝利。3年ぶりのツアーでの復活優勝をメジャー初Vで飾り話題となった。

　男子ツアーは7月に新規トーナメントのゴルフパートナーPRO―AMトーナメント（同8～12日、茨城・取手国際GC）の開催も予定されているが、日本プロの7月中の開催がなくなったことで、同大会の関係者も難しい判断を迫られそうだ。

　国内男子ツアーは4月の開幕戦から6月のダンロップ・スリクソン福島オープンまで7試合が中止となっている。