長洲未来 ロスで飲食店支援「地元に恩返ししながら、両親も助けられる」

[ 2020年5月4日 05:30 ]

長洲未来
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 フィギュアスケート女子の長洲未来(27=米国)が、オフアイスで奮闘している。

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食店を支援し、医療従事者らに無料で食事を提供する活動を展開する非営利団体「パワー・オブ10」とパートナーシップを組んだ。米国オリンピック・パラリンピック委員会の公式サイトが伝えている。店内での飲食を禁じる動きが広がり、長洲の両親が営む米ロサンゼルス近郊の和食店も苦境に。従業員も減らさざるを得なかった。長洲は両親に団体との連携を進言。資金提供でスタッフの一部を雇い直し、通常販売の他に病院などに週500食以上を供給する好循環が生まれた。五輪2度出場の27歳は「五輪の時に地元の人々が支えてくれた。こうして恩返ししながら、両親も助けられるのは素晴らしい」と喜んだ。

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2020年5月4日のニュース