全中も中止の方針 8月開催も新型コロナ禍考慮し早期の決断

[ 2020年4月25日 05:30 ]

 日本中学校体育連盟(中体連)が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今夏に東海地方で予定される全国中学校体育大会(全中)を中止する方針であることが24日、分かった。

 東京五輪・パラリンピックの1年延期が決定し、全国に政府の緊急事態宣言が拡大される厳しい現状の中、義務教育であることも加味し、早期の決断を目指していた。全中大会は8月17~25日の会期で岐阜県、静岡県、愛知県、三重県で行われる予定だった。

 今夏に21府県で分散開催される予定の全国高校総合体育大会(インターハイ)も、26日の全国高等学校体育連盟(全国高体連)臨時理事会で史上初の中止となることが濃厚。インターハイも中止となれば、同時期にある全国高校野球選手権大会の開催可否の判断に影響する可能性がある。

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2020年4月25日のニュース