バスケ日本代表、A東京・田中大貴 五輪延期も「ポジティブに」、Bリーグ来季地区分けに持論展開

[ 2020年4月25日 17:19 ]

田中大貴
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 バスケットボール日本代表でA東京の田中大貴(28)が25日、電話インタビューに応じた。

 10月開幕を目指すBリーグの20―21年シーズンの地区分けが24日に決定。コロナ禍の影響で、これまでの3地区制から2地区制に変更する中、今季の勝率上位4チーム(A東京、川崎、宇都宮、千葉)が東地区に集う。チャンピオンシップ(CS)に進出できるのは各地区上位3チームと、その6チームを除いた勝率上位2チームの計8チーム。今季の成績を考慮すると、西地区3位には勝率5割前後のチームが入る可能性もある。

 「苦言とかではないですが、自分の1つの意見として、もう少しバランスを考えてもらってもいいのかなとは正直思います。誰がどう見ても東地区に強豪が偏っているので、東西から平等にCSに行くのではなく、勝率が高いチームが上に行くべきだと思います」

 現在は体育館が使用できないため、田中は自宅でチューブを使った筋力トレ中心のメニューを実施している。股関節の可動域が狭く、体の左右のバランスが悪いことから、ここ数年は太腿裏肉離れなど故障を発症した。

 「今は体の良くない部分、改善しなきゃいけない部分を治すエクササイズを意識してやっています。自分は股関節が硬く、左右のバランスも悪いので、過去2年はハムストリングをケガしてシーズン中に離脱した。そういう部分を改善、強化しています」

 来季は10月開幕を目指すが、コロナウイルス次第で予定通り実施できない可能性もある。クラブに「新型コロナウイルス災害募金口座」の開設を提案して実現するなど行動を起こしているが、コート上でプレーできなくなり、自身の存在意義を問う日々が続いている。

 「試合ができない状況になって、1人の人間として何もできないなと思う。バスケットボールがなくなってしまうと、無力さをすごく感じる。自分が皆から知ってもらっていて、影響力を与えられる位置にいればいろんなことを発信できると思うが、まだまだ自分の力が足りない」

 知名度を上げるために、どうすべきか。八村塁(ウィザーズ)や渡辺雄太(グリズリーズ)のようにNBA選手になれば、一気に注目度は上がるが、米国挑戦の可能性は否定した。

 「自分の年齢では正直、そのタイミングではない。諦めているとかではなくて、現実を見た自分なりの意見です。(A東京監督の)ルカ(・パヴィチェヴィッチ)からも単刀直入に“お前はタイミング的に遅い”と言われます。はっきりと、そう言っていただくことはありがたい。東京五輪が自分の価値を高める舞台になると思っているので、延期は残念。ただ中止ではないので、もう1年準備する時間が増えたとポジティブにとらえています。現状を考えると、来年ちゃんと開催できるのか疑問はありますが、自国開催の五輪は誰もが経験できる舞台ではないので、早くこの状況が収まることを願っています」

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