全柔連職員24人発熱…18人がPCR検査、クラスター発生の懸念

[ 2020年4月11日 05:30 ]

全日本柔道連盟の事務局が入る東京都文京区の講道館。奥は講道館柔道の創始者、嘉納治五郎像
Photo By 共同

 新型コロナウイルス感染者が続出している全日本柔道連盟は10日、職員38人のうち24人に発熱などの症状が出て、18人がPCR検査を受けたことを明らかにした。5人の陽性、1人の陰性が確認され、12人が検査結果を待っている。

 中里壮也専務理事によると、感染者のうち複数が入院。隔離でホテル滞在者もいるなど、クラスター発生の懸念は依然として残っている。

 東京都文京区の講道館にある事務局は、PCR検査で1人目の陽性判明後の6日に消毒。感染判明の職員が出入りした可能性のある4、5階部分とエレベーター、階段が対象だという。

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2020年4月11日のニュース