桜井心那“シブコばり”反攻で初代高校女王 九州女子ジュニアゴルフ

[ 2020年4月3日 19:25 ]

第1回OBS九州女子ジュニアゴルフ最終日 ( 2020年4月3日    大分市・大分東急ゴルフクラブ=6317ヤード、パー72 )

九州女子ジュニアゴルフ、通算2アンダーで逃げ切り、大会初代女王に輝いた桜井
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 高校はトップで出た桜井心那(ここな、長崎日大2年)が6番でOBをたたいたが、目標とする女子プロ・渋野日向子ばりのバウンスバックで挽回。5バーディーを奪って72と踏ん張り、通算2アンダーで初代高校女王に輝いた。4オーバーに3人が並び、大会規定により竹田麗央(りお、熊本国府2年)が2位。中学は初日首位の益永彩未(あみ、大分3年)が通算8オーバーで逃げ切り、優勝を決めた。(学年は新)

 逆境に負けない。桜井がシブコばりの反攻で逃げ切りVを決めた。出だしの1番でバーディー。3番からは3連続バーディーを加える快進撃が6番パー5でつまづいた。「自分でも今日はすごい、ヤバいと思ってそわそわした。平常心をなくしてしまった」。ドライバーが右に飛び出し痛恨のOB。このホールはトリプルボギーの8とした。それでもめげなかった。

 「渋野プロじゃないけど気持ちを引きずらないように、やらかしたなって軽く考えるようにした」。すぐに8番パー3で4メートルの難しいパットをねじ込み、5つ目のバーディー。嫌な流れを断ち切り、ただひとりアンダーパーを記録した。

 渋野はあこがれの存在。2年前に桜井が初出場したステップアップツアーのみらい建設レディースにブレイク前の渋野も出場。「一緒には回れなかったが同じ舞台に立てて自分もあんな前向きなゴルフをしようと決めた」とお手本にしてきた。この優勝で渋野も出場するツアー競技、ほけんの窓口レディースの出場権をゲット。「渋野さん、鈴木愛さん、新垣比菜さんらと回れたら最高」。初代女王の目が輝いた。

 ≪叔母は元賞金女王、竹田粘って2位≫平瀬哲子プロを母に、元賞金女王の平瀬真由美プロを叔母に持つ竹田が高校生の部2位に入った。「調子は良くなかったが、何とか2日間粘ることができた」。17日に開幕予定のバンテリンレディースに出場を決めていたがコロナウイルス感染症の影響で中止が決まった。「残念だったがステップアップツアーに出場できるのでしっかり備えたい」と表情を引き締めた。

 ≪中学の部は益永V≫中学の部優勝の益永は「人のプレーは気にせず自分のゴルフを心がけた」。3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で踏ん張り、通算8オーバーで逃げ切った。コースから車で約20分の大分市明野出身。「ここは小学生の頃からよく回っているのでグリーンの傾斜とかよく分かる」。地の利を生かした初優勝だった。

 (主な上位成績)
 ▽高校生の部
―2(1)桜井心那 142(70・72)
+4(2)竹田麗央 148(74・74)
  (3)岩切美空 148(73・75)
  (4)松永七海 148(70・78)
+5(5)山中梨緒 149(77・72)
 ▽中学生の部
+8(1)益永彩未 152(76・76)
+10(2)前田愛結 154(77・77)
+13(3)小西優恵 157(80・77)
+15(4)畠田瑠 159(81・78)
  (5)冨田有紀 159(79・80)
(※同スコアはマッチングスコアカード方式で順位決定)

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