パラ河合委員長、延期も選手激励「良い方向に向けてやってもらいたい」

[ 2020年3月28日 05:30 ]

 東京パラリンピックの1年程度の延期決定を受けて、日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長(44)が27日、日本記者クラブで取材に応じ「(延期は)誰もが経験したことのない事態。より良い方向に向けてやってもらいたい」と選手たちにエールを送った。

 13年に自国開催が決定して以降、パラスポーツのメディア露出は「量も質も上がった」と振り返る。延期決定の一報を「自国開催の時期が延びたから、報道してもらえる時間が増えました」と前向きに捉えた。競技に必要な義足や車いすなどの技術開発の向上にも期待を寄せ、「(東京は)我々の可能性を示していける大会にしていきたい」と決意を口にした。

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2020年3月28日のニュース