五輪延期でも代表内定維持して 柔道ウルフ・アロンが主張「早く判断を」

[ 2020年3月26日 18:35 ]

トップアスリートとして葛飾区に認定されたウルフ・アロン(右)は青木区長と握手を交わす(撮影・篠原岳夫)
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 柔道男子100キロ級で東京五輪代表に内定しているウルフ・アロン(24=了徳寺大職)が26日、出身地の東京都葛飾区のトップアスリート認定式に出席し、延期により流動的になっている五輪代表権の維持を訴えた。

 約1年程度の延期が決まった東京五輪について、「前々から通常開催は難しいと思っていた。(右膝を故障している)僕にとってはプラス。五輪への道筋を立てやすい。さらに強い自分を見せられるように準備したい」と語ったウルフ。一方、全日本柔道連盟は再選考を含めて検討するとしており、前日には男子日本代表の井上康生監督も「代表選考など今後については、全日本柔道連盟強化委員会をはじめ、関係する皆さんと慎重に協議をすすめ、なるべく早い時期にご報告できるように致します」と慎重なコメントを発表している。

 17年の世界選手権で初出場初優勝を果たすなど、16年リオデジャネイロ五輪後から日本の看板階級を引っ張ってきた自負のあるウルフは、「20年までに一番強かった選手がそのまま選ばれるべき」と強調。一方で「もし(選考を)やり直しでも勝つ自信があるし、動揺はない」と言い切った。

 24日に東京五輪の延期が決まった直後から、卓球や陸上マラソンなど他競技団体は、現在の内定者をスライドさせる決定を下している。すでに男女計14階級中13階級の代表が出そろっている柔道の内定の扱いは、早くても4月中旬ごろの決定となりそうで、「早く判断をしてほしい」と訴えた。

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