JOC山下会長 五輪延期で“幻の代表”否定せず…各団体「公正な選考を」

[ 2020年3月26日 05:30 ]

会見するJOC・山下泰裕会長(撮影・小海途 良幹)
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 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が25日、都内で取材に応じ、五輪の1年程度の延期について「一番妥当なところだと思う。安全を第一に考えての苦渋の決断」と理解を示した。

 金メダル30個の目標は「変える理由はない」と強調。代表選手の再選考などについては「白紙に戻すNF(競技団体)が出てきたら幻(の代表)で終わる可能性がないわけではない」とした上で「各競技団体の決定を尊重し、公正な選考が行われるようにお願いしたい」と話した。自身も80年モスクワ五輪をボイコットで参加できなかった経験がある。アスリートへ「腐らず、諦めず、もう一回自分を奮い立たせてチャレンジして」とメッセージを発信した。

《新型コロナ短信》
 ▼ソフトボール 日本ソフトボール協会は日本リーグ女子の4月下旬までに予定されていた試合を中止し、開幕が9月5日になると発表した。

 ▼ライフル射撃 日本ライフル射撃協会は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で28、29日に予定していた五輪代表の最終選考会を中止すると発表した。

 ▼ボート 日本ボート協会は熊本県で28日から予定していた軽量級ダブルスカルの代表クルー決定レースを中止すると発表した。現段階でクルーを決める必要がなくなったため。

 ▼サッカー 開幕していない日本フットボールリーグ(JFL)は開催を目指していた4月4、5日の第4節と同11、12日の第5節も延期すると発表した。

 ▼近代五種 国際近代五種連合は24日、東京五輪の予選を兼ねる世界選手権を9月下旬か10月に延期すると発表した。当初は5月予定で、新型コロナウイルスの感染拡大で開催地を中国の福建省アモイからカンクン(メキシコ)に変更していた。延期していた今季のW杯の中止も決めた。今後は五輪予選方式の見直しに着手する。

 ▼ホッケー 5月下旬から6月上旬を予定していた東京五輪の男女代表発表を延期することが、日本ホッケー協会関係者の話で明らかになった。24日から始まった女子の代表合宿はあす27日で打ち切り。今後の活動は白紙となる。

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