納得?複雑?五輪延期、選手たちの本音は…バド桃田は「一日一日を大切に」

[ 2020年3月26日 05:30 ]

バドミントンの桃田
Photo By スポニチ

 今年1月の交通事故の負傷から復活を目指すバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本、写真)が、東京五輪延期について「まず、新型コロナウイルスによる影響が一日も早く終息することを祈っています」とコメントを発表した。さらに「僕自身は、一日一日を大切に過ごし、より一層練習に励んでいきたいと思います」と初志貫徹を誓った。東京五輪出場を確実にしているが、延期に伴う選考レース見直しなどについては世界連盟が協議中という。

《選手たちの本音》

【バスケットボール】
 ▼八村 塁 世界がこのパンデミックを乗り越えた後、素晴らしい祭典になると信じています。

 ▼田中大貴 僕自身、モチベーションが変化することはない。この問題を乗り越えた先にある、素晴らしい祭典で皆さんに少しでも明るいものを与えることができるように、変わらず日々精進していきたい。

【柔道】
 ▼永瀬貴規 延期になっても自分の志す目標に変わりはないので、日々の稽古とトレーニングにまい進するのみです。

 ▼原沢久喜 いつの開催になろうとも最高のパフォーマンスを発揮できるように万全の準備をしていきます。

 ▼阿部 詩 延期になっても自分の目指すところは変わらないし、やるべきことを日々積み重ね、五輪本番に向けてしっかり準備するだけだと思っている。

【陸上】
 ▼桐生祥秀(短距離)開催がいつになろうと僕自身の目標は変わらないので、しっかり準備していきます。

 ▼中村匠吾(マラソン)21年夏までの開催が決定されたとのことでまずはホッとしている。気持ちを新たに、これからも地道に練習に取り組んでいきたい。

 ▼服部勇馬(マラソン)世界が新型コロナウイルスの影響で深刻な状況の中、五輪の舞台で競技できる機会を頂けることに感謝している。

 ▼鈴木亜由子(マラソン)どのような状況でも自分のベストの走りができるよう準備していくことに変わりはない。世界中がコロナウイルスを克服し、平和の象徴として五輪が開催されることはとても意義のあること。

 ▼山西利和(競歩)やるべきことは変わりない。自分の理想に向けて、今やるべきことを粛々と進めていく。最高のパフォーマンスをお見せできるよう精進していく。

 ▼鈴木雄介(競歩)過酷な環境下のドーハ世界選手権に挑戦し、金メダルという結果を出して得た代表内定。維持してほしいと強く思っている。

【バドミントン】
 ▼永原和可那、松本麻佑(連名)私たちが目標としていた時期での開催が延期となり残念な気持ちです。引き続き目標を失うことなく、自分たちにできうる準備に励んでいこうと思います。

【テニス】
 ▼錦織 圭 フロリダのスーパーは物資がなく大変だが、練習はできている。復帰した時に強く戻ることができるように頑張りたい。2021年の五輪をいい形で迎えられるように準備したい。

【卓球】
 ▼張本智和 最高のパフォーマンスと笑顔を見せられるように、気持ちを切らさず頑張ります。

 ▼水谷 隼 集大成の東京五輪でメダル獲得を目指して、誰にも負けない強い気持ちで練習に臨みます。

 ▼平野美宇 皆が安全に楽しめる状態で開催できることを願っています。

【サッカー】
 ▼堂安 律 世界が一つになってこの危機を乗り越えて、僕たちアスリートは目標に向かってしっかり調整し、感動を与えられるように頑張りたい。

 ▼橋岡大樹 もう気持ちを切り替えている。この期間を成長できるチャンスと捉えたい。

 ▼町田浩樹 五輪を目指してやってきたので出場したい。年齢制限がどうなるかは分からないが、出られたらうれしい。

 ▼杉岡大暉 残念だが中止にならなかっただけいい。悲観的ではなく、また時間ができたことをポジティブに捉えたい。

 ▼清水梨紗 五輪までの準備期間が長くなったことはポジティブに捉えている。チームの総合力や完成度が上がるはず。

【レスリング】
 ▼川井梨紗子 延期という判断は間違いではないと思います。一日一日準備することだけだと思う。

 ▼川井友香子 東京五輪で姉妹でのメダル獲得という目標は変わりません。

 ▼乙黒拓斗 時間がたてばたつほど俺はどんどん強くなるし、レベルは上がり続ける。(SNS)

【トランポリン】
 ▼森ひかる もう一度しっかりスタートを切りたい。こんな時こそ私らしく笑顔で頑張っていきます!

 ▼堺 亮介 世界中のアスリートが正々堂々と戦える東京五輪になることを願っています。

【ボクシング】
 ▼岡沢セオン 私たちにできることは、感動を与えられること。世界中の人の沈んだ気持ちを吹き飛ばせるように準備していきます。

 ▼成松大介 1年延期については問題ありません。最大限の努力をして、メダルを獲得するという目標が変わることはありません。

【ソフトボール】
 ▼山田恵里 不安はありません。本番を迎えるその日まで最善の準備を毎日していきます。

【ゴルフ】
 ▼鈴木 愛 五輪出場は、私にとって大きな目標。1年後の出場を目指し、しっかりと準備して、最高のパフォーマンスで皆さまに感動を与えられるように頑張りたい。

 ▼石川 遼 今の時点で決まっている人は来年も出てほしい。自分は厳しい状況だけど(目指していく)気持ちは変わらない。

 ▼今平周吾 選考基準などが変わる可能性もあるが、どんな状況でも出場を目指して最善を尽くしていく。

【バレーボール】
 ▼石川祐希 時期が先になっても僕個人にとっての五輪の位置付けや目標は変わらない。

 ▼柳田将洋 自分にとって21年に向けて目標ができ、新たなモチベーションになっています。

【空手】
 ▼植草 歩 五輪の優勝を狙うことには変わりない。五輪は自分の目標なので、変わりなく稽古するだけ。この1年で技のバリエーションを増やしていきたい。

 ▼喜友名諒 今年の夏よりも、それ以降の方が良い演武ができる。良い演武を皆さまに見ていただけるように精進していきます。

【自転車】
 ▼中村輪夢(BMXフリースタイル・パーク男子)練習する時間が増えたと思って頑張る。いつもと変わらず毎日乗る。

【パラリンピック】
 ▼陸上佐藤友祈 世界の現状を考えるとこれがマスト。金メダル獲得、世界新更新に向けて突き進みます。(SNS)

 ▼カヌー瀬立モニカ 全ての出来事を自分にとってプラスにしていけるよう、練習あるのみ!(SNS)

 ▼アーチェリー上山友裕 これまで同様、満員の会場で金メダルを目指すことに変わりはない。

続きを表示

2020年3月26日のニュース