柔道の五輪代表最終選考会 出場選手同行者を2人以内に制限

[ 2020年3月20日 05:30 ]

阿部一二三
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 全日本柔道連盟は19日に都内で新型コロナウイルス感染対策委員会を開き、無観客で実施する東京五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権(4月4、5日、福岡国際センター)について、出場選手1人につき入場できる同行者を2人以内に制限する方針を固めた。

 基本的に選手家族も入場できず、唯一五輪代表が決まっていない男子66キロ級の阿部一二三(日体大)にとっては、内定済みの女子52キロ級の妹・詩(同)の声援も受けられないことになる。また、大会開始前には全選手の検温を実施し、37・5度以上の発熱など症状のある選手は出場禁止。男子66キロ級に関しても、欠場の場合の五輪代表選考に関する救済措置はない見込みだ。

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2020年3月20日のニュース