琴勝峰　単独トップ11勝目で十両V前進！「集中して最後まで」

大相撲春場所13日目 （ 2020年3月20日    エディオンアリーナ大阪 ）

＜大相撲春場所13日目＞千代鳳（右）を寄り切りで下した琴勝峰（撮影・坂田　高浩）
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　十両3場所目の東6枚目・琴勝峰（20＝佐渡ケ嶽部屋）が優勝に前進した。東十両14枚目・千代鳳（27＝九重部屋）との一番ははたきで呼び込みそうになったが、すぐに突き起こして左四つに組み止めて寄り切り。単独トップを守る11勝目を挙げる。「低くて引いてしまったが、焦らずに立て直せたのが良かった。落ち着いていた」と振り返った。

　1差で追っていた東12枚目の白鷹山（24＝高田川部屋）が敗れたため、3敗は兄弟子で東5枚目の琴恵光（28＝佐渡ケ嶽部屋）ただ1人となった。14日目に琴勝峰が勝ち、琴恵光が敗れれば優勝が決まる。優勝争いについては「どうしても意識してしまうところはあるが、そこで集中して最後まで積み重ねられるようにしたい」と話した。新入幕昇進も見えてきたが「積み重ねていっての結果」とはやる気持ちはなかった。