NBAで新たに7人の感染が判明　施設での練習禁止　NFLでも初の感染者

新型コロナウイルス感染を公表したセルティクスのスマート（AP）
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　NBAで19日、4チームで計7人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明。マサチューセッツ州ボストンに本拠を置くセルティクスの主力ガード、マーカス・スマート（26）だけが自身でその事実を公表し、症状は出ていないもののすでに自宅待機で様子を見ていたことを明らかにした。

　このほか感染者が出たのは3チーム。レブロン・ジェームズ（35）を擁して西地区全体で首位に立っているレイカーズ（カリフォルニア州ロサンゼルス）で2人、76ers（ペンシルベニア州フィラデルフィア）で3人、ナゲッツ（コロラド州デンバー）で1人の感染が判明したが、選手かスタッフかといった詳細は明らかにされていない。

　NBAの感染者は「第1号」となったジャズのセンター、ルディー・ゴベア（27）を含めて7チームで計14人。スマートが所属しているセルティクスは6日にボストンでジャズと対戦していた。

　NBAは同日、全チームに対して所有の専用施設をすべて封鎖するように通達。選手に対しては公共の体育館などでの個人練習も禁止し、可能な限り自宅から離れないように求めた。

　またルイジアナ州ニューオーリンズを本拠にしているNFLのセインツを率いているショーン・ペイトン監督（56）の感染も判明。シーズンがオフとなっているNFLで感染者が出たのはこれが初めてとなった。

　同監督は競馬を観戦するために14日にアーカンソー州に知人の調教師とともに訪れており、15日から体調を崩していた。現在の症状は軽く、熱や咳はないとして自宅で療養している。