陵有7位 2本目に失速 総合連覇も消え「悔しい」

[ 2020年3月3日 05:30 ]

 ノルディックスキー◇W杯ジャンプ男子◇ ( 2020年3月1日    =フィンランド・ラハティ= )

個人第25戦で7位だった小林陵(AP)
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 1日に個人第25戦(ヒルサイズ=HS130メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は1回目に122.5メートルで2位につけたが、2回目は122メートルで、合計250.2点の7位にとどまった。小林陵は残り4試合を全勝しても個人総合得点で首位のシュテファン・クラフト(オーストリア)を逆転できなくなり、総合2連覇が消えた。

 佐藤幸椰は14位、佐藤慧一は21位、小林潤志郎は22位、伊東大貴(以上雪印メグミルク)は25位。2回目に進めなかった中村直幹(東海大札幌ク)は43位だった。

 好飛躍がなかなかそろわない今季を象徴するような試合だった。小林陵は1回目にトップと1.1点差の2位と好位置につけたが、2回目に失速。

 約2カ月ぶりの優勝を逃し「今日はいいジャンプができる感じだった。悔しい」と嘆いた。異次元とも言える強さだった昨季とは異なり、今季は1本ごとに波が大きい試合が目立つ。昨季は1度しかなかった2桁順位が今季は既に5度。4試合も残して個人総合2連覇の可能性が消滅した。

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2020年3月3日のニュース