新型コロナ余波拡大 女子ゴルフ国内ツアー 開幕戦は史上初の4日間無観客に

[ 2020年2月20日 05:30 ]

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
Photo By 共同

 沖縄県で3月5日に始まる女子ゴルフの国内ツアー開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディース(琉球GC)の主催者は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無観客で大会を実施すると発表した。ギャラリーを入れないで競技を行うのは、台風接近による昨年10月のスタンレー・レディース最終日以来だが、4日間無観客は史上初めて。初出場の渋野日向子(21=サントリー)らは厳戒態勢でシーズン開幕戦に突入することになった。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は決定理由について「20年は東京オリンピックを控えたシーズンでもありギャラリー、選手、ボランティアの安全確保の観点」と発表した。同大会は国内女子ツアーの開幕戦として定着し、昨年は4日間で1万4350人を集客。今年は渋野の初参戦もあり、2万人近いギャラリーが予想されていた。なお、テレビ中継は実施するが、前夜祭とプロアマ大会は中止が決まった。昨年10月のスタンレー・レディースで無観客を体験した際「私はギャラリーさんがたくさんいる方が燃える。改めてありがたみを感じました」と語っていた渋野にとっては、残念な決定となった。

 さらに第2戦の明治安田生命レディース(高知)はあす21日に対策会議を招集し、3戦目となるTポイント×ENEOS(鹿児島)も近日中に対策を決定する。関係者は「さまざまな可能性がある」と今後も無観客で大会を開催する可能性を否定しなかった。今後の状況次第ではダイキン・オーキッドを含めて「開催中止」などの選択を迫られる可能性も出てきた。

 ≪前売りチケット全額払い戻しへ≫すでに発売されていた前売り観戦チケット(4枚セット6000円、お食事券500円付き。各日1500円)は、全額を払い戻されることが決まった。今月25日の午前10時から返金手続きが開始される。現時点での発売枚数については非公表だが、大会関係者によると「昨今のゴルフ人気で例年以上の反響があった」という。

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