22年夏季ユース五輪に「ベースボール・ファイブ」初採用 5人制の手打ち野球

[ 2020年1月10日 05:30 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 国際オリンピック委員会(IOC)は8日、セネガルの首都ダカールで22年に開催する夏季ユース五輪で、野球を簡略化した「ベースボール・ファイブ(B5)」を初採用すると発表した。

 5人制の手打ち野球は、投手を置かず、打者は軟らかいゴムボールを自分でトスして18メートル四方のフィールドに手で打ち込む。課題だった試合時間の短縮も図り、男女混合で楽しめることを売りとする。野球場建設の必要がなく、バットやグラブといった用具もいらない。米大リーガーの参加問題に悩む必要もなく、IOCは「より若者向きで都会的だ」と、新種目選定で頻繁に使うフレーズでB5を歓迎している。

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