八村塁、鼠径部負傷…途中交代で連続2桁得点8試合でストップ

[ 2019年12月18日 05:30 ]

ピストンズ戦に先発したウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は16日の敵地デトロイトでのピストンズ戦に開幕から25試合連続で先発したが、前半終了間際に鼠径(そけい)部を負傷した。後半は出場せず、7得点に終わり、連続2桁得点は8試合でストップ。チームは133―119で連敗を4で止め、8勝17敗とした。

 アクシデントに見舞われた。第2クオーター(Q)残り30秒を切った前半終了間際。相手シュートが外れ、リバウンドに跳んだ八村が着地後にコートに倒れ込んだ。普段は痛がるそぶりを見せないが、苦もんの表情。前半終了時には両膝に手をつき動けなかった。スタッフに付き添われて退くと、再びコートに戻ることはなく、試合後のロッカールームにも姿はなかった。

 脚の付け根付近を痛めたとみられるが、チームは「鼠径部の打撲」と発表。八村は17日に精密検査を受けて、次戦18日の本拠地でのブルズ戦に出場するかを判断する予定だ。新人ながら開幕から全25試合に先発し、得点、リバウンド、守備面で貢献。離脱すれば大きな痛手になるだけに、ブルックス監督は「今は分からない。明日には良くなっていることを望んでいる」と容体を心配した。

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2019年12月18日のニュース