スピン性能に優れ豊富なロフト角がそろうウエッジが登場

[ 2019年11月29日 05:30 ]

スピン性能に優れたフォーティーンのウエッジ「DJ-4」
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 誰でもスピンがかけられるとこの秋発売されたフォーティーンのウエッジ「DJ-4」が話題になっている。同社営業部の池田純氏は「まさにフォーティーンのウエッジシリーズにおける“ど真ん中ウエッジ”です」と自信を見せる。

 大きな特長に挙げられるのはハイスピン性能だ。「超高精度・ミラー鍛造スコアラインフェース製法を新採用したことでルールギリギリの断面積を確保でき、雨やラフからでも安定したハイスピンショットが可能になりました」と説明。番手ごとのショットに合わせて設計された独自のユニバーサルソールについて「ダフリ気味でもヘッドが芝の上を滑りボールをしっかりと拾ってくれます。ミスに強く、あらゆるライからでもグリーンを狙えます」と話し「もちろん、砂にも潜りにくいので、バンカーからの打ち出しも簡単です」と続けた。

 ヘッドには「W逆テーパードブレード」と「くぼみ構造」の絶妙なハーモニーで重量配分を最適化。オフセンターヒットでもヘッドのブレを最小限に抑え、高い安定性を発揮する。素材は軟らかいS20C(軟鉄)を採用し、インパクトで吸い付くような打球感を実現した。

 アイアンのストロングロフト化が進んだ影響で、ショート番手のロフトピッチが大きくなり、番手間の距離差が広がっている問題にも対応。「今のセッティング事情に合わせて、適切なクラブ選択ができるように9種類のロフトラインアップをそろえました」と胸を張る。

 軽量シャフトの流行にマッチするウエッジ専用シャフトにも注目したい。多彩なショットが要求されるウエッジはスイングスピードの幅が広いため、アイアンのシャフトより10~20グラム重い方が安定すると言われている。従来の125グラムに加えて、日本シャフトと共同開発した96グラムのスチールシャフト「DS-91w」と65グラムのオリジナルカーボンシャフト「FT-62w」の3種類を用意し、既存のセットに組み込みやすい重量設定になった。池田氏は「ショートゲームの出来はスコアに直結しますので、ウエッジ番手を充実させて好スコアを目指してほしい」と訴えた。

 ストロングロフト、軽量シャフトといった近年のアイアントレンドに合わせて、ウエッジの選択を見直すいい機会かもしれない。

 ロフト角(度)は41、44、47、50、52、54、56、58、60の9種類で、価格は1本2万2000円~(税別)。

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