マフィ宣言 23年W杯は「優勝目指す」 GMはボール通勤継続へ

[ 2019年11月29日 19:03 ]

新シーズンに向けて意気込みを語ったNTTコムの(左から)アマナキ・レレイ・マフィ、クリスチャン・リアリーファノ、マルコム・マークス、山田章仁
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 ラグビートップリーグのNTTコミュニケーションズは29日、東京都内で会見を開き、2日に閉幕したW杯で日本代表の8強入りに貢献したNo・8アマナキ・レレイ・マフィ(29)と、今季チームに加入した南アフリカW杯優勝メンバーの1人、フッカーのマルコム・マークス(25)、オーストラリア代表SOクリスチャン・リアリーファノ(32)、WTB山田章仁(34)の4人が出席した。

 W杯後、約1カ月の休みをもらったというマフィは、4年前のW杯後を振り返り「1年(休みなく)ラグビーをした。海外に行って戻ってラグビーをして、スーパーラグビーもやって。ほんまに全然休めななかった」と吐露。一方で今回はしっかりオフを取り、心身ともにリフレッシュできたといい、「ほんまにやっと、1カ月くらい内山さん(NTTコムGM)に休みをもらって。やっと1人でゆっくり家でベッドで寝た。8時間くらい。こんな時間は(今まで)なかった」と感謝した。

 大会はケガもあり、5試合中2試合の出場にとどまった。23年フランス大会へのモチベーションはすでに高まっているようで「優勝を目指す。凄くタフ。でもまだ時間がある」と宣言した。一方で「死ぬほど練習して、ベスト8になった。どういう練習したら優勝できるか。死ぬんじゃないですか」と今大会以上のハードワークには戦々恐々としていた。

 NTTコムは昨季5位に入るなど、近年のトップリーグで上位に食い込んでいる優勝候補の一角。今年初めからW杯を盛り上げようと、ラグビーボールを片手に電車通勤する活動をしていた内山浩文GM(39)も、「(来年1月12日の)トップリーグ開幕まで続けます。(チームは)優勝します」と宣言した。

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2019年11月29日のニュース