谷口徹 賞金シード失い涙…23年までシード権保持も「悔しい」連発

[ 2019年11月29日 17:43 ]

<カシオワールド第2日>10番、ティーショットを放つ谷口徹(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 男子ゴルフのカシオワールドオープン(賞金総額2億円、優勝賞金4000万円)は29日、高知県芸西村のKochi黒潮カントリークラブ(7335ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 2002、2007年の賞金王・谷口徹(51=フリー)が涙で今季の最終戦を終えた。谷口はこの日、3バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばしたが、77を叩いた初日の出遅れが響き、通算4オーバーの93位で予選落ちした。プロ28年目の今季は7月日本プロの15位が最高。賞金ランクも99位と低迷してた。今大会の予選落ちで1997年から22年間守ってきた賞金シードを失うことになった。

 ホールアウト後、報道陣に囲まれた谷口は時折、涙で声を詰まらせながら「自分が思うようにボールをコントロールできなくなりました」と話し「悔しい」という言葉を何度も繰り返した。

 昨年5月のメジャー、日本プロを制した谷口は2023年までシード権を保持。「優勝目指してやってる訳だから。来年また一から始めます」と出直しを誓っていた。

続きを表示

2019年11月29日のニュース