ラグビー日本代表 福岡堅樹、地元福岡で一日警察署長「ONE TEAMとなって警戒活動を」

[ 2019年11月29日 14:15 ]

地元・福岡で粕屋警察署の一日署長を務めた福岡堅樹
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 ラグビーW杯日本大会でベスト8入りした日本代表の福岡堅樹(27)が29日、地元・福岡の糟屋郡粕屋町で行われた「年末年始特別警戒部隊出陣式」に参加し、粕屋署の一日署長を務めた。

 凜々しい制服姿で颯爽と登場した福岡は、警察官やボランティアら150人を前にあいさつに立ち「“安心・安全”という大きな目標に向かい、この糟屋地区がONE TEAMとなって、日々の警戒活動に臨んでいただきたいと思います」とラグビーに例えながらの言葉を送った。

 署長として防犯グッズを手渡すなど400人を超える市民と交流した福岡は、初めて袖を通した警察官の制服に「身の引き締まる思い。光栄なこと」と感想。「福岡はお祭り好きでW杯も福岡の方がかなり盛り上げてくれた。そこはいいところだが大事なところはしっかり守って欲しい」と話し「ラグビーも規律、ルールを守る。そういう姿をこれからも見せていけるように。模範になれるような人間となりたい」と誓った。

 フィールド上は高速で駆け抜けるが、車の運転は「安全運転です」とにっこり。「福岡に帰ると落ち着ける。ごはんもおいしいし、鋭気を養いたい」。ラグビーシーズン開幕へ意欲を高めていた。

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2019年11月29日のニュース