卓球・美誠“世界1位”で五輪挑む 「中国選手を超せる選手になる」

[ 2019年11月26日 05:00 ]

海外遠征から帰国した卓球の伊藤美誠 
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 卓球の伊藤美誠(19=スターツ)が25日、新たな野望を口にした。海外2戦から帰国し、関西国際空港で取材対応。遠征中に東京五輪女子シングルス代表が確定し、国内で初めて公の場に登場したものの、正式発表は1月のため「何も変わらない」と喜びは見せず。その代わりに、世界1位の肩書きで東京五輪に出場する意欲を見せた。

 現在7位の世界ランキングは、この遠征の優勝と準優勝で、12月発表で自己最高位(5位)の更新に期待がかかる。しかし、「結局、中国選手の下。中国選手を超せる選手になりたい。できるところまでしっかり上げたい」と、No・1へのこだわりを強調した。

 遠征2戦目のシンガポールでは、決勝で世界3位の孫穎莎そんえいさ(中国)と激突。睡眠不足で本調子ではなかったものの、フルゲームの接戦で準Vだった。「自分の調子が50~60%出せれば、勝ってもおかしくないと思えるようになった」。トップ選手が集う12月12日からのグランドファイナル(中国)で力を出し切り、頂点への歩みを進める。

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2019年11月26日のニュース