東京五輪 日本選手団の団長に福井氏 尾縣総監督、目標の金メダル30個は「遠くない」

[ 2019年11月26日 14:12 ]

東京五輪の団長に決まった福井烈JOC専務理事(左)と尾縣貢JOC選手強化本部長
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 2020年東京五輪の日本選手団の団長に日本オリンピック委員会(JOC)専務理事の福井烈氏(62=日本テニス協会専務理事)、総監督にJOC選手強化本部長の尾縣貢氏(60=日本陸連専務理事)の就任が決まり、26日に都内で会見した。

 団長はJOC選手強化本部長が務めることが恒例だったが、福井団長は「今年専務理事になったが、その前は強化畑でずっと活動してきたので」と説明。JOC内では山下泰裕会長を選手団団長にという声もあったと明かし、「自国で五輪開催の会長として、世界全ての人を迎えていただく立場になっていただくべき。両方はとても難しいので役割が分かれたと考えている」と話した。

 尾縣総監督は東京五輪での金メダルの目標について問われ、「30個の目標はそのまま狙いたいと思っている」と明言。五輪各競技の直近の世界選手権で日本勢は17個しか獲得しておらず「厳しい数字とは思う」と断りながらも、「銀メダルも27個あり、その中には金に近い銀もあった。それを金へ変えていけば目標は遠くない」と強調した。

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2019年11月26日のニュース