サンウルブズに早大SH斎藤ら 20年シーズンメンバー発表

[ 2019年11月26日 16:00 ]

会見に臨んだサンウルブズの大久保直弥新ヘッドコーチ(右)とジャパンエスアールの渡瀬裕司CEO
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 スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは26日、東京都内で会見を開き、2020年シーズンの第1次シーズンスコッド15人を発表した。将来の日本代表候補として期待されるSH斎藤直人(22=早大)や、トンガ出身のCTBシオサイア・フィフィタ(21=天理大)の2人の現役大学生のほか、元イングランド代表のCTBベン・テオ(32)、18年から所属するジョージア代表フッカーのジャバ・ブレグバゼ(32)らが選ばれた。

 会見に臨んだチームを運営するジャパンエスアールの渡瀬裕司CEOは、開幕が2カ月後に迫った中で15人の発表にとどまったことについて、「今日発表しないが、契約できている選手は(さらに)10人以上いる。最終的には40~45人になる」と説明。今季は来年1月12日に開幕するトップリーグのシーズンと重複するため、W杯日本代表をはじめ各チーム所属選手の参戦が難しい状況にあるが、「今後も話し合っていく」と話した。

 会見中では23年までの続投が決まった日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)からのビデオメッセージも紹介された。元サントリー監督の大久保直弥・新HCは「W杯はもう過去のこと。未来に向かってスタートを踏み出さないといけない。その第一歩がスーパーラグビーであるべき」と話し、「現状に満足しないハングリーな選手に1人でも来てほしいし、向上心がある人間が立つべきステージ」と将来の日本代表入りを目指す選手の参加を呼びかけた。

 スーパーラグビー参入5年目を迎えるサンウルブズは、20年限りでのリーグ除外が決まっている。開幕初戦は2月1日、福岡・レベルファイブスタジアムでレベルズ(オーストラリア)と対戦する。

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2019年11月26日のニュース