ジャンプ葛西、マラソン札幌開催歓迎「僕の家の近くを通る」

欧州遠征へ出発前に取材に応じるノルディックスキー・ジャンプの（左から）伊藤有、葛西、小林陵、伊藤将
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　ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明（47＝土屋ホーム）が12日、東京五輪のマラソン、競歩の札幌開催を歓迎した。昨季W杯総合王者の小林陵侑（23＝同）らとともに、欧州遠征出発前に成田空港で取材に対応。札幌開催の五輪本番は北海道マラソンを基本としたコースが有力で、「僕の家の近くを通るからタダで見られていいかも」とニヤリ。

　自身もマラソンに打ち込んだ経験があり「うれしいですよ。やることになったら見に行きます」と声を弾ませた。遠征はオーストリアでの合宿を経て、W杯開幕戦（23日、ポーランド・ビスワ）に臨む。「大きな目標は最年長表彰台」と自身が持つ44歳9カ月の記録更新に意欲を見せた。