カド番高安、御嶽海早くも2敗目 平幕若隆景、正代が無傷4連勝トップ守る

[ 2019年11月13日 18:00 ]

<大相撲九州場所>志摩ノ海(左)を寄り切りで破った正代(撮影・岡田 丈靖)
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 大相撲九州場所は13日、福岡国際センターで4日目を迎え、横綱・白鵬が隠岐の海を下し、3勝目。もろ差しを許す苦しい展開となったが、最後は左からの豪快な上手投げで投げ勝った。

 大関陣は明暗が分かれた。カド番の高安は北勝富士(27=八角部屋)と対戦し、圧倒的な攻めで押し出され2敗目。貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)は小結・遠藤をはたき込み、連勝を飾った。

 前日の試合で右まぶた上を切って流血し、6針を縫った関脇・御嶽海(26=出羽海部屋)は右まぶた上に大きな絆創膏を張った痛々しい姿で登場。大栄翔に、もろ差しで一気に寄り切られ、早くも2敗目を喫した。連敗スタートの関脇・栃ノ心は、宝富士を首ひねりで退け連勝、星を五分に戻した。

 新入幕の若隆景は照強を寄り切り4連勝。平幕の正代と共に負けなしで、全勝を守った。平幕の豊山は佐田の海に寄り切られ、初黒星を喫した。

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