奥原、初の世界ランク1位 今季成績には「歯がゆさ」も

[ 2019年10月30日 05:30 ]

成田空港で取材に応じるバドミントンの奥原
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 世界バドミントン連盟(BWF)は29日、最新の世界ランキングを発表し、女子シングルスで奥原希望(太陽ホールディングス)が前週の3位から初めて1位に浮上した。同種目の日本勢で山口茜(再春館製薬所)に次いで2人目となった。

 デンマーク・オープンで準優勝するなどした遠征からこの日、成田空港に帰国して「びっくりしている。目標の一つだったのでうれしい気持ちはあるが(今年は)タイトルを獲れていない中での1位は喜び切れない。歯がゆさ、物足りなさを感じている」と語った。

 奥原は今年1月からプロ選手として活動し、8月の世界選手権で銀メダルを獲得した。他種目の日本勢は現在、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)と女子ダブルスの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が世界ランク1位にいる。

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2019年10月30日のニュース