体操初代表の橋本大輝、堂々世界デビュー 4種目全てでチームトップ

[ 2019年10月8日 05:30 ]

体操 世界選手権第4日 ( 2019年10月7日    ドイツ・シュツットガルト )

男子予選 床運動の演技を終え、ガッツポーズする橋本大輝
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 男子予選が行われ、18年大会で団体総合銅メダルの日本は合計258・026点となり、6班を終了して暫定3位につけた。内村航平(30=リンガーハット)、白井健三(23=日体大大学院)を欠く布陣で、初代表の橋本大輝(18=市船橋高)が堂々の世界デビューを果たした。1種目のあん馬で好演技を披露し、14・833点のハイスコア。跳馬、平行棒、鉄棒と任された4種目全てでチームトップの得点を叩き出した。14、15年の白井以来となる高校生代表で先輩との国内合宿では最初は「ガチガチだった」と言うが、同部屋の萱和磨(22=セントラルスポーツ)から「そんなに緊張しなくていいから」とアドバイスされて順応。昨年の団体総合で銀メダルのロシアは、6日に259・928点をマークしている。

 個人総合で萱は合計85・731点で暫定4位。谷川翔は跳馬、鉄棒、床運動のミスが響いて80・531点にとどまり、決勝に進出する上位24人(各国・地域最大2人)に入れなかった。

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