リレー侍“置きにいって”決勝進出 サニブラウン「安心感あった」

[ 2019年10月6日 05:30 ]

陸上世界選手権 男子400メートルリレー予選 ( 2019年10月4日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

アンカーのサニブラウン(左)は力走を見せる(撮影・小海途 良幹)
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 日本が待ちに待った“ラスト侍”がついに刀を抜いた。今大会で代表デビューしたアンカー、サニブラウン・ハキーム(20=米フロリダ大)は「(個人種目の)1人と4人は違う。バトンをつないでくれる安心感があった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 安全策で確実に決勝につなげた。「とりあえず決勝に行ってという感じ」。いわゆる“置きにいく”バトンパスでも日本はシーズンベストを記録。お家芸のアンダーハンドパスも「問題ない」という。

 男子400メートルリレーは37秒91の好タイムを出したカナダですら予選敗退する超高速時代に突入。サニブラウンは「結構引きつけて出たので、思い切り出たら質の高いバトンはできる」。攻めるリレーで悲願の金メダルを狙いにいく。

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2019年10月6日のニュース