中垣内監督、大接戦の末落とした第3セット後を評価「日本選手の頑張りを誇らしく思う」

[ 2019年10月6日 22:22 ]

バレーボール男子W杯 第5日   日本3-1アルゼンチン ( 2019年10月6日    マリンメッセ福岡 )

第3セット、得点を喜ぶ中垣内監督(左)
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 日本の第5戦の相手は、初戦で世界ランク2位のアメリカを下す番狂わせを演じたアルゼンチン。共に2勝2敗の五分の星で、メダル争いに加わるには負けられないゲームだった。そんな大事な一戦を、セットカウント3-1でものにした日本。福岡ラウンドを3勝2敗の白星先行で締めた。

 2セット連取し迎えた第3セット。3点ビハインドでセットポイントを握られるも、驚異の粘りでジュースに持ち込んだ。しかし26-28で結局このセットを落としてしまう。この流れに中垣内監督は「3セット目取られたときに、ちょっとやな感じしたんですけども」と本音をポロリ。しかし第4セットをキッチリ取りきったことに対し「選手、集中力失いませんでしたし、アルゼンチンも離れてプレーしてきて強いチームでしたけども、今日は日本選手の頑張りを誇らしく思いますね」と選手たちを褒め称えた。

 中垣内監督は戦前“福岡ラウンドを3勝2敗で乗り切りたい”としていたが、想定通りの戦績に収まった。インタビュアーに“大きな1勝となりましたね”と振られると「そうですね。なんとか、なんとか、なんとか、というとこですね。今日の一戦、勝ちたかったですから。いいプレーしましたね。石川中心に」とのコメント。メダル獲得へ向け、大きな1勝となったようだ。

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