ニュージーランド 今大会最多11トライ&71得点で3連勝!一時は1点差に迫られるも…後半に圧倒

[ 2019年10月6日 15:42 ]

ラグビーW杯1次リーグB組   ニュージーランド(勝ち点14) 71―9 ナミビア(勝ち点0) ( 2019年10月6日    味スタ )

<ニュージーランド・ナミビア>前半終了間際、トライを決めるニュージーランドのベン・スミス(撮影・井上 徹)
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 史上初の3連覇を狙うニュージーランド(NZ)が今大会最多の11トライを挙げ、同じく今大会最多の71得点で快勝。3連勝で勝ち点を14に伸ばした。ナミビアは3連敗。

 前半はナミビアの健闘が目立った。キックオフから攻め込み、開始2分にSHスティーブンスがPGを決めて3―0と先制。5分に代表では初めてSOでプレーするNZのJ・バレットのキックパスからWTBリースにトライを許して逆転されたものの、果敢なアタックと激しいタックルで王者に対抗した。20分にCTBレーナートブラウンのトライで10―3とされても25、29分とスティーブンスがPGを入れて10―9と1点差に迫った。

 NZは前半30分にプロップのラウララが危険なタックルでシンビン(10分間退場)。しかし、1人少ない状態でも迫力ある連続攻撃を展開し、35分に控えプロップのタアバオ、前半終了間際にはFBのB・スミスがトライ。この試合4トライ目でボーナスポイントを獲得し、24―9で前半を終えた。

 後半は開始からNZの攻撃が爆発した。1分にプロップのムーディーが右中間へ飛び込むと、6分、11分、15分とトライをたたみ掛け、あっという間に52―9。ナミビアは場内の声援を受けて懸命にアタックしたが、NZも速いディフェンスでピンチの芽を摘み取った。27分にB・スミス、プロップのトゥンガフシのシンビンで1人少ない35分にはJ・バレットがトライを追加。38分には途中出場のペレナラがタッチへ押し出されるより一瞬早く左コーナーへボールを置く見事なトライを決めて締めくくった。

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