日本陸連 サニブラウンら世界選手権代表の男女10人を選出

[ 2019年7月1日 14:07 ]

<陸上世界選手権選手一次発表会見>壇上で笑顔を見せる(左から)橋岡、サニブラウン、北口(撮影・会津 智海)
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 日本陸連は1日、福岡市内で世界選手権(9月28日開幕、ドーハ)の日本代表選手発表会見を行い、男子6人、女子4人を正式に選出した。

 男子は100、200メートルのサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)、110メートル障害の高山峻野(ゼンリン)、400メートル障害の安部孝駿(ヤマダ電機)、走り高跳びの戸辺直人(JAL)、走り幅跳びの橋岡優輝(日大)、10種競技の右代啓祐(国士舘クラブ)。女子は100メートル障害の村文子(エディオン)、1万メートルの鍋島莉奈(日本郵政グループ)、5000メートルの木村友香(資生堂)、やり投げの北口榛花(日大)。

 また、リレーの代表候補も発表され、男子400メートルリレーはサニブラウン、桐生祥秀(日本生命)、山県亮太(セイコー)、小池祐貴(住友電工)、多田修平(同)、坂井隆一郎(関西大)、飯塚翔太(ミズノ)、白石黄良々(セレスポ)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、川上拓也(大阪ガス)、橋元晃志(富士通)を選出。1600メートルリレーはウォルシュ・ジュリアン(富士通)、佐藤拳太郎(同)、河内光起(近畿大)、北谷直輝(東海大)、若林康太(駿河台大)小渕瑞樹(登利平アスリートクラブ)、伊東利来也(早大)、井本佳伸(東海大)、山下潤(筑波大)、田村朋也(住友電工)、染谷佳大(中大)、飯塚翔太。

 女子は1600メートルリレー代表候補に青山聖佳(大阪成蹊AC)、松本奈菜子(東邦銀行)、岩田優奈(中大)、武石この実(東邦銀行)が選ばれた。

 女子400メートルリレーは福島千里(セイコー)、市川華菜(ミズノ)、世古和(CRANE)ら主力選手のケガやコンディション不良を受け、選出を見送った。麻場強化委員長は「長期的な視野で来年の東京を見据えて、個々のレベルアップをした方が良い」と説明。

 また、6月30日までの日本選手権の男子100メートルを欠場した山県について「しばらく静養が必要だが、リレーチームになくてはならない存在なので条件が整えば選考したい」とし、200メートルで負傷した飯塚については「ごく軽度の肉離れという見立てもあるので、3カ月あれば回復できる。彼のリーダーシップは欠かせない」と話した。リレーメンバーは9月7日以降に決定する。

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