松山9位浮上、首位と10差も「ベスト尽くせばチャンス」

[ 2019年7月1日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ロケットモーゲージ・クラシック第3日 ( 2019年6月29日    米ミシガン州 デトロイトGC=7340ヤード、パー72 )

ロケットモーゲージ・クラシック第3日 15番でバンカーショットを放つ松山。通算13アンダーで9位
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 11位で出た松山英樹(27=LEXUS)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算13アンダー、203で9位に浮上した。首位とは10打差。ネート・ラシュリー(36=米国)が63と伸ばし、通算23アンダー、193でトップを守り、6打差の2位にJ・T・ポストン(26=米国)がつけた。

 前半9ホールはチャンスを逃して全てパー。何度も天を仰いだ松山は「あれで流れに乗れなかった」と1メートルのバーディーパットを外した3番を悔やんだ。ようやく12番で8メートルがカップに沈むと一息つき、13番も伸ばして笑顔に。最終18番はエッジからの6メートルを決めて2連続バーディーとし、ガッツポーズで締めくくった。

 初めて訪れたミシガン州で「ヒデキ」という声援も多く飛んだが「この州は日本人が好きなんじゃないですかね」と苦笑い。首位とは10打差がついたが「優勝するには10アンダーくらいが必要になる。ベストを尽くせばチャンスはあると思う」と諦めない気持ちを示した。

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2019年7月1日のニュース