【高野進の目】サニブラウン19秒台へ!後半どれだけ良い条件で走れるか

[ 2019年6月30日 08:30 ]

陸上日本選手権第3日   男子200メートル ( 2019年6月29日    福岡・博多の森陸上競技場 )

<第103回陸上日本選手権第3日>男子200メートル予選、余裕の走りで予選通過を果たすサニブラウン(中央)(撮影・会津 智海)
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 サニブラウンは予選通過だけを考えて前半は様子見、後半ストライド(歩幅)を伸ばして残り50メートルは加速しないテンポ走だった。すでに100メートルを3本走っているので決勝でしっかり走るために力を使わず、余裕があるのは間違いない。

 19秒台、日本記録は条件がそろえば出ると思う。100メートルを9秒で走れる選手は200メートルも19秒台で走れるポテンシャルがあるので、いつ出てもおかしくない。ただ記録はあまり狙わないかもしれない。彼は世界ランキングのポイントをあまり稼げていないので、勝って代表権を獲得することを重視する。確実に安全に勝つというレース展開になる。

 前半は桐生らが前に出ると思うが、サニブラウンはコーナーの出口で抜け出て勝負はつくはず。そこから後半どれだけ良い条件で走れるか。全力の決勝で驚くような走りと記録を期待したい。(男子400メートル日本記録保持者、92年バルセロナ五輪8位、東海大体育学部教授)

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