さくらジャパン 国際大会、練習試合など今夏、強化イベント目白押し

[ 2019年5月29日 09:01 ]

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 東京五輪で初のメダルを目指す世界ランキング14位のホッケー女子代表「さくらジャパン」は今夏、強化イベントが目白押しだ。6月15日からの8カ国国際大会(広島市)を終えると、7月に同2位の英国、同1位のオランダと国内で練習試合をする。日本協会の中村真理女子強化委員長は「日本にとって貴重な機会。五輪でも対戦する可能性がある。情報収集をするとともに課題も見つけたい」と強豪と対戦する意義を語った。8月には五輪会場の大井ホッケー場で、強豪国が参加する五輪テストイベントがある。一夏を越え、さくらジャパンの成長に期待だ。

 《17年就任ファリーHC 「発掘」掲げ若手積極起用》17年に就任したアンソニー・ファリーヘッドコーチ(45=オーストラリア)は「タレント発掘」を掲げ、若手を積極起用してきた。昨年9月の4カ国国際は、国際経験が少ない選手主体で挑んで優勝。大学生のMF尾本、FW森らは“チルドレン”ともいうべき、新たに台頭した選手だ。代表はこれから絞り込まれていくが、選手層が厚くなったのは確実。チームは、豊富な運動量でプレスをしかけ、高い位置でボールを奪って攻撃に転じる戦術。走って走って、勝利を目指す。

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