空手 植草歩 過酷な増量体験を告白「残り5キロで水を…」

[ 2019年5月29日 18:47 ]

説明会で食や栄養摂取の重要性を訴えた植草歩(左から2人目)
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 空手の組手女子68キロ超級の植草歩(26=JAL)が29日、東京都港区で行われた味の素のトップアスリート支援の説明会に出席し、食や栄養摂取の重要性を訴えた。

 現在は来年の東京五輪の金メダリスト候補として、普段の食事や試合間の栄養摂取など、競技最優先で意識高く行っている植草。「意識が変わり、(体などの)質も変わったと思っている」と実感を語ったものの、以前はそこまでストイックではなかったため、社会人になりたての頃は、普段の体重が60キロほどだったという。「大会に出るためには太っていっても、残り5キロ増やさないといけないので水を飲んでやっていた」と過酷な“増量”体験も告白した。

 現在では食事面、トレーニング面ともに、トップアスリートと呼ばれるに相応しい姿に成長。この1年で体重は70キロを維持したまま、筋量は5キロアップしたことも明かし「東京五輪で優勝するに相応しい人間になって、優勝したい」と力強く宣言した。

 もちろん大会後やオフ期間は、好きな物を食べて息抜きすることも重要。好物は?と問われると「お肉が好きです」と即答。現在では世界中を飛び回って国際大会に出場しているが「その国々のステーキを食べにいく」とニッコリ。「ドバイで食べたトマホーク(骨付きのリブアイやブロースのステーキ)。こんな大きな骨が付いていて」と手振り身振りを交えて思い出の味を明かした。

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2019年5月29日のニュース