白鵬 夏場所を休場 右上腕二頭筋断裂 全治3週間以上 宮城野親方「思い切り当たるには不安が」

[ 2019年5月9日 10:50 ]

白鵬
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 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)の夏場所(12日初日、東京・両国国技館)休場が9日、決まった。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)が発表した。右上腕二頭筋断裂との診断書を日本相撲協会に提出。全治までは3週間以上かかる見込み。

 宮城野親方は「少しずつ治ってきているが、まだまだという感じ。思い切り当たるには不安がある。休場します」と語った。

 白鵬は春場所の千秋楽で右上腕を痛め、その後の春巡業や6日の稽古総見で相撲を取る稽古ができていなかった。部屋の稽古でもぶつかり稽古やしこ、てっぽうなどの基本運動にとどまっており、8日も朝稽古を休んで午後に病院で検査を受けた。

 宮城野親方は「(上腕の筋肉が)7割切れていて、残っているのが3割しかないと言っていた。それがくっついていればいいけど。医師からは1カ月半かかると言われていた。本人は出たがっているけど、無理をしたら稀勢の里(のケガ)のようになってしまう」と話していた。

 白鵬の休場は1月の初場所場所以来となる2場所ぶり12回目。

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