宮本2位浮上、令和初戦に来た昭和の男「乗っかりたい」

[ 2019年5月5日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第3日 ( 2019年5月4日    愛知県 名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )

中日クラウンズ第3日 18番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える宮本(撮影・井垣 忠夫)
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 3位で出たベテラン・宮本勝昌(46=ハートンホテル)が67とスコアを伸ばし、通算8アンダーで首位に1打差の2位に浮上した。最終日は17年ダンロップ・スリクソン福島オープン以来の通算12勝目を狙う。ピーター・カーミス(37=ギリシャ)が通算9アンダーで首位。アマチュアの金谷拓実(20=東北福祉大3年)は71と落とし、通算3アンダーの12位に後退した。

 旬の話題を外すわけにはいかない。宮本は会見場に入ってくるなり「昭和の男、令和に頑張る。ずっと今週はこれで引っ張りますからね」と言って笑いを誘った。滑らかだったのは舌だけではない。出水田や今平ら上位で出た若手が難コースに苦しむ中、46歳のベテランは円熟のコース戦略で堅実にスコアを伸ばした。

 「和合は(最多5勝の)青木(功)さんが“エッジの手前1ヤードから攻めろ”って言われてますからね。その言葉に忠実にプレーしました」。風が強くなった後半の15番でボギーを叩き一歩後退したものの、16番で残り120ヤードから52度のウエッジで3メートルにつけバーディーで息を吹き返すと、18番でも同じ52度で2メートルにつけバーディーで締めくくった。

 昨季は極度の不振に陥り、00年から続けていた賞金シードから陥落。その復活を目指し、今オフは師匠の芹沢信雄らチーム芹沢のメンバーとトレーニングに励んだ。59歳の芹沢は昨夏、人工股関節の手術を受けたばかりだが、若手と一緒に猛練習。その姿に刺激を受け負けじと汗を流した。開幕前の合宿では30~60ヤードのショートゲームを重点的に練習をすることで、スコアがつくりやすくなるとアドバイスも受けた。「今大会はそれが生きています」と感謝する。今週はその師匠が7年ぶりにツアーでの予選通過を決め大きな発奮材料ももらった。

 最終日は首位に1打差の2位と絶好の位置で迎える。「今はまだ(令和初戦という)思いは出てこないけど、明日いい結果が出たら令和、令和言うでしょうね。乗っかりたいですからね。そういうのは」と“宮本節”は最後まで絶好調だった。

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