3大会連続W杯目指す堀江 半年ぶり実戦復帰へ「感覚いい」

[ 2019年3月25日 21:44 ]

ニュージーランド遠征出発前に取材に応じる堀江翔太
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 ラグビーW杯日本代表候補で編成するチーム「ウルフパック」のメンバー27人が25日、成田空港などからニュージーランドへ出発した。遠征中には29日にハリケーンズB(2軍)と、4月5日にハイランダーズBと強化試合を行う。今回の試合で約半年ぶりの実戦復帰が見込まれるフッカー堀江翔太(パナソニック)が出発前に取材に応じ、「試合をできる体にある。(医師から)OKも出ています。感覚的にもいい。痛みもない」と語った。

 堀江は昨年9月のヤマハ発動機戦で途中交代し、のちに右足舟状骨の疲労骨折が判明。当初は保存治療での治癒を目指したが、回復が思わしくないことから、同11月に手術に踏み切った。2月初旬に始まった代表候補合宿では、最初の数週間はランニングなど完全別メニューでの調整が続いたが、その後は順調に回復。3月に入って全体練習に完全復帰し、先週まで行われた沖縄合宿でも、フルコンタクトの練習で復帰に向けて体を慣らしていた。

 W杯代表候補選手の一部は、すでにスーパーラグビーのサンウルブズで2月から実戦を積んでいるが、今回の遠征で50人超の候補選手のほぼ全員が、試合出場することになる。代表争いも本格化することになり、SH流大(サントリー)も「早く試合をしたくて仕方なかったので、凄く楽しみな状況で今日(の出発)を迎えた」と意気揚々と旅立った。

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2019年3月25日のニュース