貴景勝 “家康流”で闘志高め苦境乗り切った

[ 2019年3月25日 09:07 ]

大相撲春場所千秋楽   ○貴景勝―栃ノ心● ( 2019年3月24日    エディオンアリーナ大阪 )

御嶽海(右)が寄り切りで貴景勝を破る
Photo By 共同

 【記者フリートーク】苦しい状況を“家康流”で乗り切った。直接対決5連敗となった御嶽海戦の翌日。貴景勝は、勝ち誇った表情の相手と、ぼう然とする自身の姿が写ったスポニチ紙面が目に留まった。「腹立つから、この新聞を俺の部屋に貼っとって」。付け人に指示していた。

 歴史好きの22歳は、かつて三方ケ原の戦いで武田信玄に大敗した徳川家康が命からがらに逃げ帰る際に脱糞(だっぷん)した屈辱をあえて絵に残して闘志を高めた逸話を披露。自らも敗戦を伝える紙面を枕元の目立つ位置に貼り付けた。ところが、14日目の逸ノ城戦に出発する直前、新聞がはがれ落ちていた。実は「嫌な予感がしていた」。この日、千秋楽に出陣する部屋の壁には粘着テープで新聞が貼られていた。(相撲担当・宗野 周介)

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年3月25日のニュース