桃子「我慢」重ね進化、「30歳定年説」にあらがう32歳

[ 2019年3月25日 05:30 ]

女子ゴルフツアー Tポイント×ENEOS最終日 ( 2019年3月24日    大阪府 茨木国際GC=6219ヤード、パー71 )

Tポイント×エネオス最終日 優勝の上田(中央)は仲間からフラワーシャワーを浴びる(撮影・井垣 忠夫)
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 上田は日本に主戦場を戻した14年シーズンの途中から辻村明志コーチと二人三脚で理想のスイングを追い求めてきた。2人でスタートしたチーム辻村にはその後、比嘉真美子、小祝さくら、永井花奈らが加わり、上田を中心にした輪は大きく広がりを見せている。

 今オフは小祝、永井らひと回り近く違う若手と合宿。若い力の突き上げを受け止めながら「我慢のゴルフ」の基礎となるパーを拾うためのショートゲームを磨いた。

 “黄金世代”“ミレニアム世代”の台頭により選手の低年齢化が進む現在の日本女子ゴルフ界では「30歳定年制」という言葉までささやかれている。そんな中、32歳の上田が最も影響を受けているのは谷口徹(51)と大山志保(41)。「ゴルフだけやない。何でも我慢や」という谷口の言葉が上田の指針になっている。

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