大関獲りの貴景勝痛い2敗目 八角理事長「こういうのがプレッシャー」

[ 2019年3月14日 19:30 ]

大相撲春場所5日目 ( 2019年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所>玉鷲(左)に押し出されて2敗目を喫した貴景勝(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 貴景勝が玉鷲に押し出されて痛い2敗目を喫した。一度は土俵際まで追い詰めながらも、あと一歩が出ずに盛り返される。最後は我慢できずに引いたところを押し出された。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「こういうのがプレッシャーなのかな。勝たなきゃいけない、安全に勝ちたいという気持ちがあるから思い切りがなくなってしまう」と指摘した。

 大関獲りの今場所は最低でも9勝、昇進を確実にするには2桁勝利を挙げたいところ。まだ2敗ともいえるが、これから後半戦に向けて大関、横綱陣との取組が控えるだけに早い段階での取りこぼしはなるべく避けたいところだ。

 「押し相撲は開き直っていかないといけない。体の通りに取らないと難しいところがある。自分の良さを出すだけ。(貴景勝は)安全に取れるタイプではない」と奮起を期待した。

続きを表示

2019年3月14日のニュース